【資格勉強】夜型人間が朝活を始めた結果【夜型にもオススメ】

基本情報技術者

最近、朝活は健康や自己研鑽に最適と推されていますが、夜型の人にも同じことが言えるのでしょうか。

夜型の自覚がある人は考えたことがあるはずです。

今回は資格勉強編として、夜型の私が仕事の前に朝活として資格勉強をして感じたメリット・デメリットについてお伝えします。

結論としては、朝型の人に比べるとメリットは少なくデメリットは多いですが、致命的ではないので夜型の人にも朝活での試験勉強はおすすめです。

前提:本記事における「夜型」の定義

本記事では睡眠タイプ、クロノタイプに基づいて考察しています。

こちらに関しては詳しくは触れませんがざっくり下記のような方を対象としています。

  • パフォーマンス(集中力)のピークが17時以降の人
  • 日勤で始業前の活動が朝になる人

逆に対象外となる方は下記の通りです。

  • 夜更かしが原因で睡眠リズムが夜型(目安:就寝時間0時以降)
  • 夜勤で活動自体が夜になっている

クロノタイプの夜型は最適な入眠時間は0時とされています。

しかし、睡眠時間を確保しつつ朝活をするとなると22時くらいに入眠するなど、夜型の理想的なライフスタイルとは離れてしまいます

遺伝子的に理想とされるライフスタイルを捨ててまで夜型の人が朝活をするメリットはあるのか、という観点で本記事を読んでいただけたらと思います。

朝活のやり方

夜型の私が実際に行った朝活の概要を紹介します。

私は準備や通勤に時間がかかるので、4時~4時半に起きて7時~7時半から朝活を始めるスケジュールでした。

朝活の会場は会社の近くのカフェで朝ごはんもいただいていました。

自宅ではなくカフェを選んだ理由は下記です。

  1. 家で勉強しようとすると二度寝してしまう。
  2. 起床直後は全く頭が働かず勉強にならなかった。
  3. ラッシュの時間帯に通勤したくなかった。
  4. 人に作ってもらうごはんを求めて。

一番最初の動機はラッシュを避けることでした。

また、残業や日々の体力で毎日はキツかったので、週2~3で朝活を行っていました

金銭的にもOKなラインでもありました。

「毎日やらないといけない」という完璧主義は捨てることが継続の第一歩です。

メリット

ここからは夜型の私が実際に感じたメリットをご紹介します。

通勤ラッシュにかぶらない

そもそものきっかけではあるのですが、想像以上に快適でした。

私の場合は通勤時間が平均より長めなので、完全にオフピークは難しかったのですが、人酔い・電車酔いがかなり改善されました。

会社に着くころにはへとへと..と思う方、実は朝早く起きる方がラクかもしれません。

また、遅延もあまり発生しないのが早朝のメリットです。

予定外の出来事が発生しにくいため、ストレスを感じにくいです。

習慣化しやすい

これはよく言われるメリットだと思います。

社会人が勉強する時間帯は仕事前か仕事後の2択です。

朝起きて準備して仕事に行くというあらかじめ習慣化されたルーティーンに組み込まれるため、勉強する習慣がない人にとっても習慣化が容易です。

また、仕事前の場合は始業時間という明確な終了期限があるため、メリハリを持って勉強できます。

目標達成には継続が必要不可欠なのでこれが朝活の最大のメリットですし、この継続が資格に合格した要因だと感じています。

夜に勉強すると残業や娯楽も多く誘惑に負けてしまいます。

「今日できなかった分明日やろ..」は禁句です。

試験時間帯に問題を解く練習になる

最後に夜型ならではのメリットです。

試験時間は9時~17時など、お仕事の時間と被ることが多いと思います。

夜型の人間は朝~昼のパフォーマンスは悪いので、苦手な時間帯でも成果を出せることはかなり重要な要素になってきます。

私の場合過去問を朝に解くと、時間も正答率も夜に比べてパフォーマンスは1割程度低くなります。

普段から朝など苦手な時間帯でも勉強した成果が出せる、その時の状態を基に合格できるかどうか見極めるなど、夜型だからこそ夜ではなく朝活をすることで合格に近づくのです。

デメリットとデメリットの軽減方法

朝型、昼型の人と比べるとどうしてもデメリットはあります。

ここではデメリットの軽減方法も併せてご紹介します。

朝起きるのがつらい

夜型の人は朝型の人以上につらく感じていると思います。(めちゃくちゃつらいよ!比べるな!という朝型の方、ごめんなさい。。)

これを得意にするのはかなり難しいので睡眠の質を上げる、目覚めを良くするといった全人類にとって+になることをしましょう。

わたしが効果のあったものは、

  1. 寝る前にはちみつをティースプーン1杯分飲む(低血糖対策)
  2. 夜眠れないときは睡眠導入剤に頼る
  3. 自分に合った枕を使う

枕は予算の関係で妥協しましたが、睡眠環境の改善は人生の満足度に直結します。

インプット、暗記の効率が落ちる

私はもともと暗記が苦手なタイプなのですが、朝は頭があまり働いていないのかなかなか定着しませんでした。

私が効果のあった対策としては

  1. 朝に覚えたものを夜におさらいする
  2. 通勤時間も活用して繰り返し覚える

どちらも共通して「朝だけで覚えるぞ!」という意識を完全に捨てました

解答解説の理解力が落ちる

インプット同様、朝は頭があまり働いていない状態のため、理解するのに時間がかかってしまう可能性があります。

勉強時間が取れない社会人にとってはかなりのデメリットです。

私の対策としては、

  1. 理解できなかったところはマークして昼休み、帰り、夜に振り返る。
  2. 難易度が高い問題と割り切って週末など時間が確保できるときに再挑戦。

インプットの対策同様にその場で完璧にすることは諦める方針です。

完璧主義者にとっては少しハードルの高い戦法ですが、合格を目指す以上割り切って取り組むと吉です。

まとめ

夜型でも朝活によるメリットは大きいです。

私は朝活をして良かったと思っていますし、続けています。

ただし、夜型の人間にとって朝活の勉強だけで試験をクリアするのは非効率的だと感じています。

朝型、昼型の人と比べると不利に思えてしまう夜型ですが、日々の努力で成果は必ず出せます。

自分の特性を受け入れて合格へ向けてコツコツ頑張っていきましょう!

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