IT企業に転職して1年目の私が6か月で基本情報技術者試験に合格した体験記です。
仕事が忙しくても、家事に追われていても、IT知識がなくても、半年コツコツ頑張れば合格できます!
受験を考えている方の参考になれば幸いです。
勉強期間と勉強時間
最初の3か月に午前の対策、後半の3か月は午後の対策をしました。
期間は長めですが勉強に充てられる時間は多くても平日が1時間、休日は土日合わせて6時間くらいでした。
とはいえ残業をはじめ、予定通りにいかないことも多くあるので、完璧主義になりすぎないことが継続の第一歩です。
平日は通勤時間と、始業前にカフェで朝ごはん兼勉強をしていました。
カフェの予算と頻度は1回500円くらい、週2日でした。
朝活は勉強の習慣化に最適ですが、お財布や睡眠時間と相談の上、あまり負担になりすぎないようにしました。
休日は過去問をメインにまとまった時間を集中する練習もかねて実施しました。
現在の基本情報技術者試験はCBT方式(試験会場のパソコンで受験)のため、紙ではなくPC上で過去問を解くことをオススメします。
午前試験の勉強方法
基本の勉強スタイルは午前の勉強は平日にテキストを読んでインプット、土日に過去問を解いてアウトプットです。
ここで注意点はテキストをやり込みすぎないことです。
範囲が広い分、はじめから100%覚えようとすると時間が足りなくなってしまいます。
また、基本情報の試験では過去問自体や、過去問の類題が出題されます。
過去問ベースで出題に慣れ、参考書は知識の補完としての活用がおすすめです。
私の場合、過去問は5年分+α実施しており、試験直前では8~9割、所要時間は1時間以内のレベルでした。
これは直前の正答率です。
午後試験の勉強方法
基本の勉強スタイルは過去問を繰り返し解くことです。
アルゴリズムとプログラミング問題が必須で配点と難易度が高いので初めに対策します。
プログラミング経験者であっても設問の読解に苦労するので、まずは出題方式などに慣れる必要があります。
最初の1か月は4年分ほどピックアップして、問題を解き、解説を読んで理解し、少し時間を空けてまた解くといった勉強法でした。
所要時間30~40分、1~2ミス程度になれば「問題に慣れてきた」と思って大丈夫です。
わたしの場合はこの基準まで1~1.5か月程度かかってしまいました。
その後は土日は1期分を通して過去問を解きます。
まとまった時間が取れないようであれば、必須問題の「情報セキュリティ」「「アルゴリズム」「言語問題」と、選択問題からは「ハードウェア」「ソフトウェア」「データベース」「ネットワーク」「ソフトウェア設計」を優先的に勉強することをオススメします。
理由は選択問題は上記の中からランダムで3問出題されるからです。※2022年時点でのシラバスではハードウェアとソフトウェアはまとめて一つの分野となります。
まとまった時間が取りずらい平日は分野ごとに学習します。
私は「データベース」が得意なので得点源にしようと平日は情報セキュリティとデータベースをメインに学習しました。
※ちなみに本番では運悪くデータベースは出ませんでした..日頃の行いが悪かったのかな…
なお、2023年度の試験から午後のシラバスが大きく変更になります。 現在公開されている過去問を活用するのであれば「アルゴリズム」と「情報セキュリティ」の勉強から始めると良いでしょう。
合格の目安ですが、私の場合は試験1週間前には8割前後の得点でした。
まとめ – どのくらい過去問で取れれば合格できる? –
本番の得点は午前が84%、午後が94%でした。(四捨五入してます)
合格点がどちらも60%なので、ちょっと勉強頑張りすぎちゃいました。
わたしの経験をもとにすると、午後も午前も過去問で8割取れていれば安心ですが、7割前後でも十分合格できると思います。
実際わたしも試験直前でも過去問によっては7割前後の年もありました。
7割取れていたら挑戦する価値は十分にあります!頑張りましょう!
以上、参考になればうれしいです。
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